[解答4](ハ)

(b)ダクト内を空気が流れる場合の摩擦損失は、ダクト内風速が同じであれば、
空気の温度が高くなるほど空気の密度が低下し小さくなる。
空気温度の変化による補正は、次式で求められる。

ΔPt=ktΔP
t=(273.15+20)/(273.15+ta
       ここに、
         ΔPt:実際の圧力損失(Pa)
         ΔP:標準状態の圧力損失(Pa)
         kt:温度による圧力補正係数
         ta:ダクト内空気温度(℃)

(d)摩擦損失は、風速の2乗に比例する。 送風量が1/4になったため風速も1/4
となり、摩擦損失は、1/16になる。
故に、1×(1/16)=0.0625 Pa/mとなる。
一般に円形ダクトの直管部分に空気が流れる時の圧力損失は、ダルシー・
ワイスバッハの式で示される。
ΔP=λ(L/d)(ρV2/2)
また、Q=AVゆえ、V=Q/A